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- 介護職として長く働きたいけど、体がつらい
- 体力的にきつい原因と改善方法を知りたい
- 体調を整えて、仕事もプライベートも充実させたい
介護の仕事をしていて、体力的にきついと感じている方は多いです。体力的にきついと、仕事を続けるのが難しくなります。休日も楽しめません。
筆者は介護業界で15年以上働いてきました。夜勤も長年経験しています。15年以上の経験から、体調管理の重要性を学んできました。
この記事では、介護職が体力的にきつい3つの原因と改善方法をお伝えします。
この記事を読めば、無理せず介護職を続けられます。体を動かす余裕ができて、プライベートも楽しめます。
筆者はこの記事の改善方法を実践して、無理なく仕事を続け、プライベートも楽しめるようになりました。
身体介護
体力的にきつい原因として、身体介護があります。
介護職の仕事は、移乗介助や入浴介助・排泄介助といった身体介護が中心です。職員にとって身体介護は大きな負担です。ご利用者を支えたり、無理な姿勢での介助も行います。
施設によっては、少数の職員で50人近いご利用者を介助しなくてはなりません。介護の職業病といえる腰痛や腱鞘炎を経験した方も多いでしょう。
筆者も腰痛の経験があります。筆者だけでなく、多くの同僚が体に痛みを抱えていました。
身体介護が体力的にきつい原因です。
改善方法
身体介護の負担改善方法は以下です。
- ボディメカニクスを意識した介護
- コルセットの活用
- マッサージなど体のケア
身体介護では、ボディメカニクスを意識しましょう。
ボディメカニクス
人が持っている身体の機能を使って、最小限の力で介助を行う方法
力任せの介助はよくありません。ご利用者・職員ともに体へ負担がかかります。ご利用者には不安や苦痛も与えてしまいます。
ボディメカニクスを意識することで、無理のない姿勢で介助できます。腰痛予防にもなるので、ボディメカニクスを活用しましょう。
腰痛で悩まれている方は、コルセットを利用しましょう。コルセットを利用すると、腰回りがサポートされて痛みが軽減します。腰と体幹が安定するので、不安なく介助できるでしょう。
コルセットを長く使うと筋肉が弱るのでは?
コルセットに頼りすぎるのはよくありません。
ただし、腰痛のときはコルセットを使わないと、痛みが悪化します。まずは痛みの不安解消が大切です。
痛みがおさまってきたら着ける時間を減らすなど、上手に使用しましょう。
筆者は基本的に仕事中のみ着けています。コルセットがあることで、安心して働けます。
腰痛に悩まれている方は試してください。
マッサージなどプライベートでのケアも行いましょう。
疲労が蓄積されると、体に影響が出ます。普段からケアすることで、安定した体調で働けます。
筆者も疲労や腰痛に悩んでいました。
現在は休日など時間があるときにマッサージを受けています。 腰の張りが軽くなり、疲労で悩むことが少なくなりました。
自宅でできるストレッチも効果的です。
マッサージを受けると、自宅でのストレッチを教えてくれる場合があります。自宅での空き時間に行いましょう。
マッサージ・ストレッチともに大切なのは継続することです。
マッサージであれば「家から近くて行きやすい場所」ストレッチは「寝る前など時間を決めて行う」。
マッサージ・ストレッチを習慣化して、体調を整えましょう。
不規則な勤務
不規則な勤務も、体力的にきつい原因です。
介護職は不規則な仕事です。日勤だけでなく、早番や遅番・夜勤もあります。特に夜勤は慣れるまでに時間がかかります。
筆者も夜勤を始めた頃は、大変疲れていました。帰宅後は何もできず、寝ることが多かったです。
昼間の勤務も、遅番→日勤→遅番→早番のように不規則だと、生活リズムが乱れます。疲労も溜まりやすいです。
体力的にきつい原因として、不規則な勤務があります。
改善方法
不規則な勤務に対しては「睡眠時間の確保」と「慣れ」が大切です。
睡眠不足になると、疲れるだけでなく判断能力も低下します。仕事中に思わぬ事故を起こしてしまうかもしれません。
人によって必要な睡眠時間は異なります。体調を考えて、しっかり睡眠をとりましょう。
睡眠をとったうえで、不規則な勤務に慣れていきます。
慣れるためには、勤務時間に応じて就寝・起床時間をある程度固定しましょう。時間を固定することで、仕事に合わせた生活リズムをつかめます。極端に就寝・起床時間がずれると、いつまでも生活リズムをつかめません。
疲労もたまりやすくなるので、早めに不規則な勤務に慣れましょう。
ただし、不規則な勤務がどうしても合わない人はいます。つらい場合は無理せず上司に相談しましょう。
また、現在の職場の勤務体制が合わない場合、転職を検討してみてはいかがでしょう。
→【介護・福祉の求人サイトはどこがいい?】転職サイト・エージェントおすすめ17選を紹介
通勤距離
通勤距離の長さも、体力的にきつい原因です。
通勤距離が長いと、職場に行くだけで体力を使います。仕事後も帰宅するまでに時間がかかります。帰宅後にやりたいことがあってもできません。睡眠時間にも影響します。
筆者は片道1時間以上の通勤経験があります。日勤では朝7時に家を出て、残業後21時に帰宅することもありました。休んでも疲れがなかなか取れなかったです。
体力的にきつい原因として、通勤距離が挙げられます。
改善方法
通勤距離が長い場合、思い切って職場の近くに引っ越すか、転職も選択肢になります。
もちろん個人の事情があるので、簡単には決断できません。「職場が近すぎるのは微妙…」と感じる方もいらっしゃるでしょう。
大切なのは、通勤で疲労しないことです。
筆者は近い職場・遠い職場ともに経験しました。通勤距離が短いのは、非常に快適です。仕事後もプライベートを楽しむ余裕ができます。
通勤距離で真剣に悩まれている方は、一度検討してみましょう。
→【介護職の理想の通勤時間は?】近い職場・遠い職場のメリットとデメリットを徹底解説
まとめ
介護職が体力的にきつい3つの原因と改善方法
- 身体介護
- ボディメカニクスを意識して介助しましょう。コルセットの活用も有効です。
マッサージで体をケアしましょう。 - 不規則な勤務
- 「睡眠時間の確保」と「慣れ」が必要です。
就寝・起床時間をある程度固定して、仕事に合わせた生活リズムをつかみましょう。 - 通勤距離
- 職場の近くに引っ越すか転職。
疲労しない通勤距離を考えましょう。通勤距離が短くなれば、仕事後プライベートも楽しめます。
自分に合った環境で、体調の心配なく働きましょう。
以下の記事では、介護職のよくある悩みと解決方法をまとめています。