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- 職場に不満があるけど、退職理由としてそのまま伝えていいの?
- なぜ退職理由に本音と建前が必要なのか知りたい
- 退職理由の本音と建前の使い分けがよく分からない
職場を辞めるときの退職理由は、慎重に考えなくてはいけません。退職理由を本音で伝えすぎると、自分が損をします。
筆者は介護業界で15年以上働いてきました。退職した経験もあります。
この記事では「なぜ退職理由で本音と建前が必要なのか」「本音と建前の使い分け方」を解説します。
この記事を読めば、退職理由の伝え方で悩まなくなります。本音と建前を上手に使い分けることができるでしょう。
退職理由で本音と建前が必要なのは「本音だとデメリットがあるから」
退職理由には本音と建前が必要です。本音の退職理由を伝えると、デメリットがあるからです。
代表的な退職理由に職場への不満があります。本音で不満を伝えると、気持ちはすっきりするでしょう。ただし、不満を吐き出すことで、多くのデメリットが生まれます。
本音の退職理由を伝えるデメリット
- 退職まで働きづらくなる
- 嫌がらせを受ける可能性
- 引き止められる
- 転職先に知られる可能性
退職理由で本音と建前が必要なのは、本音を伝えるとデメリットがあるからです。
ここからは本音を伝えるデメリットを詳しく解説します。
退職まで働きづらくなる
退職まで働きづらくなるのがデメリットです。
退職が決まっても、すぐに辞められる訳ではありません。しばらくは働く必要があります。
仕事が続く中で本音を出すのは、周りからの印象がよくありません。周りとの関係がギクシャクします。
介護職は連携が大切な仕事です。関係がギクシャクすると、スムーズに連携が取れません。ご利用者にも迷惑がかかります。
退職まで働きづらくなるのが、本音を伝えるデメリットです。
嫌がらせを受ける可能性
本音を伝えるデメリットとして、嫌がらせを受ける可能性があります。
本音を伝えても、基本的に上司の態度は変わりません。ただし、中には本音を伝えると、態度が変わる上司がいます。声をかけても対応が冷たかったり、多くの仕事を振られたりと、嫌な思いをさせられます。
退職するまでの我慢ですが、上司の態度が急に変わり、嫌がらせをされるのはつらいでしょう。
嫌がらせを受ける可能性が、本音を伝えるデメリットです。
引き止められる
退職を引き止められるのも、本音を伝えるデメリットです。
退職理由によっては、引き止められる場合があります。引き止められると、スムーズに退職できません。
給料の安さや、仕事量の多さを理由にすると、待遇改善を提案されます。待遇改善を提案されて断るのは難しいでしょう。
本音を伝えるデメリットとして、退職の引き止めがあります。
→介護職が退職を引き止められたときの対処法とは?引き止めパターン6選と断り方を解説
転職先に知られる可能性
転職先に知られる可能性もデメリットです。
本音で退職理由を伝えたことを、転職先に知られる可能性があります。転職先に知られると、良い印象は持たれません。「面倒な人」「扱いづらい人」と思われるでしょう。
本音で伝えたことを転職先に知られるケースは以下です。
- 転職先と前職場の職員同士がつながっている
- 前職場を辞めた職員が転職してくる
前職場の職員が関わることで、転職先に知られます。
転職先に知られる可能性がデメリットです。
本音(本当のこと)を伝えても良い退職理由
本音の退職理由はデメリットが多いです。ただし、本音を伝えても良い退職理由があります。
- キャリアアップを考えている
- (家庭の事情など)個人的な理由
- 体調不良
- 転職先が決まった
キャリアアップを考えている
キャリアアップを考えている場合、そのまま伝えても大丈夫です。
キャリアアップは前向きな理由なので、職場としても引き止めづらいです。代表的なキャリアアップは以下です。
- 新たな資格の取得
- 管理職
- 新たな職種
キャリアアップを考えている方は、正直に伝えましょう。
(家庭の事情など)個人的な理由
個人的な理由も、そのまま伝えて大丈夫です。
個人的な理由の場合、職場のできることは限られているからです。
- 引越し
- 結婚
- 出産
- 親の介護
上記の理由だと、退職を引き止めるのが難しいです。個人的な理由は、本当のことを伝えましょう。
体調不良
体調不良も正直に伝えて良い理由です。
体調に不安を抱えて働くのは、よくありません。さらに体調が悪化します。
筆者も仕事で体調を崩した経験があります。疲労やストレスが溜まって、ある日突然働けなくなりました。
体調不良で退職するときは、そのまま伝えましょう。
→介護職が体力的にきつい3つの原因と改善方法を解説【介護の仕事は大変?】
転職先が決まった
転職先が決まったときも、そのまま伝えて大丈夫です。
転職先が決まれば、退職を引き止められません。 スムーズに退職できます。
注意点として、転職活動は職場に知られないようにしましょう。
転職活動していることを上司に知られると、引き止められます。職場での言動には注意が必要です。
転職先が決まれば、退職日を調節しなくてはいけません。できるだけ早く退職を伝えましょう。
建前を使った方が良い退職理由
建前を使った方が良い退職理由は以下です。
- 人間関係が悪い
- 給料に不満がある
- 職場環境が悪い
- 運営方針・理念が合わない
人間関係が悪い
職場の人間関係が悪い場合、建前を使いましょう。人間関係を退職理由にすると、上司に色々と尋ねられます。
- どの職員との関係が悪いのか
- どのようなやり取りがあったのか
- 人間関係が悪くなった原因
話を聞いてもらえること自体はありがたいです。ただし、上司に話した内容が、同僚に知られる可能性があります。同僚に知られた中で働くのは気まずいでしょう。
退職理由が人間関係の場合、建前を使った方が良いです。
→【介護職の悩み】現場の人間関係が悪いのはなぜ?6つの原因と3つの改善方法を解説
給料に不満がある
給料に不満がある場合も、建前を使いましょう。
人生においてお金は非常に重要です。ただ、日本では「お金への執着は恥ずかしい」と思われています。給料への不満を出すのは、印象がよくありません。
給料に不満があっても、建前を使ってください。
→【介護職の給料はなぜ安い?】給料が低い理由3つと収入アップの方法5選を徹底解説!
職場環境が悪い
職場環境が悪い場合も、建前が必要です。
職場環境への指摘を批判と受け取り、不機嫌になる上司がいるからです。退職日まで理不尽な扱いを受けるかもしれません。以下のような職場で疲弊しているならば、黙って辞めましょう。
- 職員数が足りていない
- 残業が多い
- 残業代が支給されない
- 有給休暇を取得できない
- ハラスメント(嫌がらせや迷惑行為)が横行している
- しっかり休憩できる場所がない
職場環境が悪いと、体調を崩しやすくなります。無理して働き続けるのはオススメしません。
→介護職の仕事量・残業が多い理由と改善方法を解説【休みが少ない場合の改善方法も紹介】
運営方針・理念が合わない
職場の運営方針・理念が自分と合わないときも、建前を使いましょう。
運営方針・理念を退職理由にすると、職場批判と受け取られます。自分の印象をわざわざ悪くする必要はありません。運営方針や理念については、言わないでおきましょう。
職場の運営方針・理念が合わなくても、本音は出さない方が良いです。
退職理由の言い換え例文
退職理由で建前を使う場合、以下のように伝えます。
- 新しい職場で○○を経験したいと考えております。
- これまでの経験を生かして、新たな環境で働きたいと思いました。
- 以前からの夢である○○に挑戦したいです。
現在の職場では経験できないことや、新たな環境での挑戦を理由にしましょう。引き止められず、スムーズに退職できます。
嘘の退職理由はNG
退職理由では建前が必要です。ただし、嘘の退職理由を伝えてはいけません。
嘘をつくと辻褄が合わなくなります。辻褄を合わせるために、さらに嘘を重ねる必要が出てきます。もし嘘がバレたら、信用を失ってしまうでしょう。
不安な気持ちで毎日を過ごさなくてはいけません。
嘘の退職理由を伝えるのは、やめておきましょう。
まとめ
退職理由で本音と建前が必要なのは「本音だとデメリットがあるから」です。
本音の退職理由を伝えるデメリット
- 退職まで働きづらくなる
- 嫌がらせを受ける可能性
- 引き止められる
- 転職先に知られる可能性
退職理由を本音で伝えると、自分の立場が不利になります。周りからの印象もよくないので、建前を使いましょう。
本音(本当のこと)を伝えても良い退職理由
- キャリアアップを考えている
- (家庭の事情など)個人的な理由
- 体調不良
- 転職先が決まった
建前を使った方が良い退職理由
- 人間関係が悪い
- 給料に不満がある
- 職場環境が悪い
- 運営方針・理念が合わない
退職理由は内容によって本音と建前を使い分けましょう。職場批判になる退職理由は、建前を使います。
嘘の退職理由はNG
嘘と建前は全く違います。嘘の退職理由で困るのは自分自身です。信用に関わるので、嘘をつくのはやめておきましょう。
現在の職場を辞めてからも、どこかでつながる可能性があります。本音と建前を使い分けて、スムーズに退職しましょう。
以下の記事では「介護職が退職を決めたときに考えること」「退職までの流れ」を解説しています。