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- 仕事量・残業が多く、帰宅して何もする気が起きない
- 休日が少なくて疲れがとれない
- 今の状況を改善する方法を教えて!
介護職にとって、仕事量・残業の多さは深刻な悩みです。さらに休日も少ないと、疲れがとれません。仕事に追われて休みが少ない状況では、体調に影響が出てしまいます。
筆者は介護業界で15年以上働いてきました。仕事量・残業の多さに悩んだ経験もあります。
この記事では、介護職の仕事量・残業が多い理由と改善方法、休みが少ない場合の改善方法までまとめて解説します。
この記事を読めば、仕事量・残業の多さが改善して負担が軽くなります。休日はしっかり休めて、安定した体調で働けます。
ご利用者の介助だけが介護職の仕事ではありません。記録物や書類関係の仕事も多いです。悩みはひとりで抱え込まず、信頼できる相手に相談しましょう。
介護職の仕事量・残業が多い理由
介護職の仕事量が多い理由は、介助以外にも様々な業務があるからです。
介助以外の業務は以下です。
- ご利用者の日々の様子を記録
- ご利用者の変化を見逃さないよう、日々の様子を記録します。
職員間での情報共有・統一した介助のためにも記録は必要です。 - 事故報告書・ひやりはっと報告書の作成
- 転倒事故などが起こったときは、事故報告書を作成します。
事故は起きなくても「ひやり」「はっ」としたときは、ひやりはっと報告書を作成します。
事故報告書・ひやりはっと報告書を活用して事故防止につなげます。 - 行事の計画や準備・実施
- ご利用者が季節を感じられるよう、行事を実施します。
行事の計画から準備、実施まで時間がかかります。行事実施後も片付けや反省会があり、なかなか休憩できません。 - 委員会活動
- 委員会は教育やリスクマネジメント・リハビリなどに分かれ、より良い施設づくりに取り組みます。
- クラブ活動やレクリエーションの準備・実施
- 充実した日々を送るために、クラブ活動・レクリエーションは欠かせません。
ご利用者の介助以外に上記の業務も行うので、仕事量は多いです。
残業が多い理由は記録物です。
介護職は肉体労働と思われがちですが、意外と書類関係の仕事が多いです。
ただし、業務時間内はご利用者の介助や見守りが中心です。介助や見守りしながらだと、記録物に集中できません。職員数が少ないと、記録する時間自体が確保できないでしょう。
業務中にできなかった記録物は、業務後にまとめて行います。
業務中に記録物が終わらないのが、残業の多い理由です。
仕事量・残業が多い場合の改善方法
仕事量・残業の多さの改善方法は以下です。
- 信頼できる上司や先輩・同僚に相談する
- 業務改善をはかる
- 転職する
信頼できる上司や先輩・同僚に相談する
改善方法として、信頼できる上司や先輩・同僚への相談があります。
仕事量・残業の悩みをひとりで抱え込むのはつらいです。人によっては仕事自体が嫌になってしまうでしょう。相談することで気持ちが楽になります。
筆者は役職経験があります。これまでに様々な職員の悩みを聞いてきました。
ひとりで悩んでいた職員が、相談して気持ちが軽くなったケースは多いです。悩みは抱え込まず、誰かに相談しましょう。
信頼できる相手への相談が、改善方法のひとつです。
業務改善をはかる
業務改善もひとつの方法です。
今までのやり方を見直すことで、無駄な業務が削れて効率が良くなります。
業務改善で大切なのは、施設全体で同じ方向を向いて取り組むことです。同じように悩んでいる職員がいれば、進めやすいでしょう。
業務改善は施設全体の課題です。ひとりで頑張りすぎるのはよくありません。上司や先輩と相談しながら進めていきましょう。
転職する
仕事量・残業の多さが変わらなければ、転職を検討しましょう。
仕事に追われ続けると、体調を崩してしまいます。
筆者は過去に残業の多さから体調を崩しました。体の異変は突然やってきます。無理は本当によくありません。
転職活動では、転職サイト・エージェントを利用しましょう。希望の職場を見つけやすくなります。
- 転職サイト
- サイトに掲載された求人情報を、自由に検索・閲覧できるサービス。気になった求人には、転職サイトを通じてすぐに応募できます。
- 転職エージェント
- 求職者の希望に合わせた職場を紹介してくれるサービス。登録すると一人ひとりに担当のキャリアアドバイザーがつきます。職場紹介以外に、面接日程の調整や給与交渉なども代行してくれます。
→【介護】転職サイトと転職エージェントの違いとは?特徴やメリット・デメリットを解説
転職サイト・転職エージェントは複数登録することで、より効果を発揮します。有効活用して、無理なく働ける職場を見つけましょう。
→介護転職サイト・転職エージェントは複数登録がおすすめ【メリットやデメリット・注意点を解説】
休みが少ない場合の改善方法
休みの少なさの改善方法は以下です。
- 雇用形態を変える
- 転職する
雇用形態を変える
休みが少ない場合、雇用形態の変更が改善方法です。
雇用形態を変えるのは、正社員にとって有効です。正社員に比べて、派遣やパート・アルバイトは休みの融通がききやすいです。
ただし、自分の経済状況を考えて慎重に決断しましょう。
雇用形態を変えるのが、改善方法です。
転職する
あまりにも休みが少なければ、転職を検討しましょう。
休みが少ないと、疲れが溜まるばかりです。疲れが溜まると、仕事にも影響するでしょう。
休みが少ない状況で無理する必要はありません。
休みが少ない中での転職活動は、転職エージェントがおすすめです。
→【介護・福祉の求人サイトはどこがいい?】転職サイト・エージェントおすすめ17選を紹介
まとめ
介護職の仕事量が多い理由は、介助以外にも様々な業務があるからです。
- ご利用者の日々の様子を記録
- 事故報告書・ひやりはっと報告書の作成
- 行事の計画や準備・実施
- 委員会活動
- クラブ活動やレクリエーションの準備・実施
残業が多い理由は記録物です。
業務時間内はご利用者の介助や見守りが中心です。介助や見守りしながらだと、記録物に集中できません。
業務中にできなかった記録物は、業務後にまとめて行います。
仕事量・残業が多い場合の改善方法
- 信頼できる上司や先輩・同僚に相談する
- 業務改善をはかる
- 転職する
悩みはひとりで抱え込まず、信頼できる相手に相談しましょう。業務改善で仕事のやり方を見直し、無駄な業務を削ると効率が良くなります。
仕事量・残業の多さが変わらなければ、転職を検討しましょう。
休みが少ない場合の改善方法
- 雇用形態を変える
- 転職する
雇用形態を変えるのは、正社員にとって有効です。あまりにも休みが少なければ、転職を検討しましょう。
仕事と休みのバランスは非常に大切です。休息をとりながら、無理せず働きましょう。
以下の記事では、介護職のよくある悩みと解決方法をまとめています。