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- 働きながらの転職活動は大変そうだけど、メリットはあるの?
- 転職活動を始めるタイミングが分からない
- 転職活動は「働きながら」「辞めてから」どちらがいいのか知りたい
転職したい介護職にとって、転職活動を始めるタイミングは大切です。タイミングによっては、転職活動がスムーズに進みません。新しい職場が決まらないと不安になります。
筆者は介護業界で15年以上働いてきました。転職経験もあります。
この記事では「働きながらの転職活動」「辞めてからの転職活動」それぞれのメリットとデメリットを解説します。
この記事を読めば、転職活動を始めるタイミングの重要性が分かります。自分の状況に合わせて、転職活動を始められるでしょう。
働きながら転職活動するメリットは、焦らず時間をかけられる点です。
働いているので、無理に転職先を決めなくても大丈夫です。気持ちに余裕を持って転職活動できるでしょう。
働きながら(在職中に)転職活動するメリット
働きながら(在職中に)転職活動するメリットは以下です。
- 収入が続くので金銭的な不安がない
- 保険や年金などの手続きを自分で行う必要がない
- 焦らず時間をかけて転職活動できる
- ブランクなく次の職場で働ける
- 転職先が見つからなくても、今の職場で働き続けられる
収入が続くので金銭的な不安がない
働きながらの転職活動は、収入が続くのがメリットです。
収入が続くので、金銭的な不安がありません。転職活動で金銭的な不安がないのは、非常に大きいです。
筆者も働きながら転職活動した経験があります。収入で悩むことなく、安心して転職活動できました。
働きながら転職活動すると、金銭的な不安がないのがメリットです。
保険や年金などの手続きを自分で行う必要がない
保険や年金などの手続きを自分で行う必要がないのもメリットです。
働きながらの転職活動だと、退職日の翌日から新たな職場で働けます。退職日の翌日から働き始めた場合、保険や年金の手続きを自分で行う必要はありません。新たな職場で行ってくれます。
保険や年金の手続きを自分で行うと時間を取られます。慣れていないと準備物も分かりません。
面倒な手続きを自分で行う必要がないのはメリットです。
焦らず時間をかけて転職活動できる
焦らず時間をかけられるのも、働きながら転職活動するメリットです。
働いている状況だと、無理に転職先を決めなくても大丈夫です。転職を焦る必要がありません。
無理に決めなくてもいいので、気持ちに余裕を持って転職活動できます。納得いくまで転職先を探せるでしょう。
筆者も働きながら転職活動したときは、焦ることがなかったです。十分時間をかけて転職先を探せました。
働きながらの転職活動では、焦らず時間をかけられます。
→【介護転職】仕事の探し方8選を紹介!求人を探すオススメの方法も解説
ブランクなく次の職場で働ける
ブランクなく次の職場で働ける点もメリットです。
介護の仕事は体力を使います。また、早番や遅番、夜勤と勤務も不規則です。慣れていないと、スムーズに働けません。
働きながら転職活動すると、転職先でもすぐに仕事を始められます。ブランクがないので、体も問題なく動きます。仕事に慣れるのも早いでしょう。
ブランクなく働けるのがメリットのひとつです。
転職先が見つからなくても、今の職場で働き続けられる
転職先が見つからなかった場合、今の職場で働き続けられるのもメリットです。
転職活動では、希望の職場が必ず見つかる訳ではありません。転職先がなかなか決まらないこともあります。
働きながらの転職活動だと、万が一転職先が見つからなくても、今の職場に残ることが可能です。
転職を急がないのであれば、焦らず待ちましょう。時期が変われば、新たな求人が出ます。
働きながら(在職中に)転職活動するデメリット
働きながら(在職中に)転職活動するデメリットは以下です。
- 仕事と転職活動の両立で忙しくなる
- 情報収集や応募書類の作成に時間をかけづらい
- 面接の日程を組みづらい
- 退職を引き止められる可能性がある
- 現在の職場に転職活動を知られる可能性がある
仕事と転職活動の両立で忙しくなる
働きながらの転職活動は、仕事との両立で忙しくなるのがデメリットです。
転職活動はやるべきことが多いです。時間がいくらあっても足りません。
しかし、働いていると使える時間は限られます。仕事以外の多くの時間を転職活動に使うので、忙しくなります。
筆者も経験がありますが、働きながらの転職活動は大変でした。仕事後や休日も、なかなか休めなかったです。
働きながら転職活動するデメリットは、仕事と転職活動の両立で忙しくなる点です。
情報収集や応募書類の作成に時間をかけづらい
働きながらの転職活動は、情報収集や応募書類の作成に時間をかけづらいです。
転職活動するうえで、情報収集や応募書類は重要です。転職活動の中でも、特に時間をかける必要があります。
ただ、働きながらだと十分な時間を取れません。結果的に転職がうまくいかない可能性があります。
情報収集や応募書類の作成に時間をかけづらいのがデメリットです。
面接の日程を組みづらい
面接の日程を組みづらいのもデメリットです。
面接の予定は休日に入れることが多いです。しかし、休日が少ないと、転職志望先から提示された日程に合わせられません。
面接日を決めている間に、他の応募者の採用が決まる場合もあります。
夜勤前や夜勤明けも面接日の選択肢ですが、あまりオススメしません。
面接は緊張で精神的に疲れます。夜勤前の疲労はよくありません。業務に影響が出ます。
また、夜勤明けは仕事の疲れでしっかり受け答えできないでしょう。
働きながらの転職活動では、面接の日程を組みづらいです。
退職を引き止められる可能性がある
退職を引き止められる可能性があるのもデメリットです。
上司に退職を伝えても、スムーズに退職できる職場ばかりではありません。待遇改善や人手不足を理由に退職を引き止められるケースがあります。
退職日が延びると、転職先にも迷惑がかかります。
働きながら転職活動するデメリットとして、退職を引き止められる可能性があります。
上司に退職を伝えるときは「退職する強い意志」を持ちましょう。
→介護職が退職を引き止められたときの対処法とは?引き止めパターン6選と断り方を解説
現在の職場に転職活動を知られる可能性がある
働きながらの転職活動は、職場に知られる可能性があります。
転職活動を知られるのは、よくありません。上司からは職場を辞めないよう引き止められます。
転職に対して快く思わない同僚もいるでしょう。
職場に転職活動を知られる可能性がデメリットです。
転職活動を知られないよう、職場では言動に注意しましょう。
辞めてから(退職後に)転職活動するメリット
辞めてから(退職後に)転職活動するメリットは以下です。
- 転職活動に集中できる
- 情報収集や応募書類の作成に時間をかけられる
- 面接の日程が組みやすい
- すぐに入職できる
- 体を休めたり、身の回りを整理できる
転職活動に集中できる
退職後の転職活動は、集中して行えるのがメリットです。
働きながら転職活動していると、どうしても仕事について考えてしまいます。転職だけに集中できません。
職場を辞めると自由に時間を使えます。余計なことを考えず、転職活動に集中できます。納得いくまで転職先を探せるでしょう。
転職活動に集中できるのがメリットです。
情報収集や応募書類の作成に時間をかけられる
情報収集や応募書類の作成に時間をかけられるのもメリットです。
転職活動では情報収集に時間がかかります。応募書類の作成も短時間ではできません。
しかし、働きながらだと時間が取れず、準備不足になります。
職場を辞めてからだと、十分な時間をかけられます。しっかり準備した状態で、面接に臨めるでしょう。
辞めてから転職活動すると、情報収集や応募書類の作成に時間をかけられます。
面接の日程が組みやすい
面接の日程が組みやすいのもメリットです。
退職後は転職を最優先に考えて行動できます。極端な話ですが、準備ができていれば、面接日を翌日に設定することも可能です。
採用担当者としても、面接日がスムーズに決まるのは助かります。
筆者も退職後の転職活動では、面接日を決めるのに悩みませんでした。
面接日の日程が組みやすいのが、辞めてから転職活動するメリットです。
辞めてから転職活動すると、採用担当者の連絡にも素早く対応できます。
すぐに入職できる
すぐに入職できる点もメリットに挙げられます。
働いていると退職日と入職日を調整しなければなりません。職場の状況によっては、退職までの期間が長引くことがあります。
職場を辞めていれば、いつでも入職できます。
すぐに入職できる点は、面接でもアピールポイントになるでしょう。
体を休めたり、身の回りを整理できる
体を休めたり、身の回りを整理できるのもメリットです。
働いていると、まとまった時間を取りづらいです。
退職すれば自由に時間を使えます。転職活動だけでなく、体を休めるのも有効な時間の使い方です。
入職前に身の回りを整理すれば、すっきりした気持ちで働けるでしょう。
趣味を楽しむのも、いい気分転換になります。
辞めてから(退職後に)転職活動するデメリット
辞めてから(退職後に)転職活動するデメリットは以下です。
- 経済的な不安が大きい
- ブランク期間が長引くと、転職活動で不利になる可能性がある
- 転職先が決まらないと、気持ちが焦ってしまう
- 保険や年金などの手続きを自分で行う必要がある
経済的な不安が大きい
辞めてからの転職活動は、経済的な不安がデメリットです。
退職すると収入はなくなります。収入のない状態が続けば、不安な気持ちになるでしょう。
不安な気持ちを持ったままだと、転職がうまくいきません。
筆者も辞めてからの転職活動では、経済面の不安を感じていました。
経済的な不安の大きさがデメリットです。
ブランク期間が長引くと、転職活動で不利になる可能性がある
ブランク期間が長引くと、転職活動で不利になるのもデメリットです。
ブランク期間が長い求職者に対して、採用担当者は以下のように考えるからです。
- ブランク期間が長いけど、しっかり働けるのかな?
- この人はブランク期間に何をしていたのだろう?
ブランク期間が2~3か月程度ならば問題ありません。
しかし、ブランク期間が半年や1年になると、転職活動で不利になります。
辞めてからの転職活動は、短期間で終わらせましょう。
転職先が決まらないと、気持ちが焦ってしまう
転職先が決まらないと、気持ちが焦るのもデメリットです。
辞めてからの転職活動では、常に不安な気持ちがつきまといます。
ただでさえ不安な気持ちがあるのに、転職先が決まらないと、さらに焦ります。気持ちが焦ると、冷静な判断が難しくなるでしょう。
希望と合わない職場を選ぶかもしれません。
転職先が決まらない場合、気持ちが焦るのがデメリットです。
保険や年金などの手続きを自分で行う必要がある
保険や年金などの手続きも、デメリットのひとつです。
辞めてからの転職活動では、次の職場が決まるまで期間が空きます。退職から入職まで期間が空くと、保険や年金の手続きを自分で行わなくてはなりません。
保険や年金の手続きは、慣れていないと面倒です。転職活動以外で時間を取られるのはストレスになるでしょう。
筆者も慣れない手続きに時間を取られました。
辞めてから転職活動するデメリットとして、保険や年金の手続きがあります。
オススメは働きながら(在職中)の転職活動
結論をお伝えすると、転職活動は働きながら行うのがオススメです。
働きながらの転職活動は、気持ちや金銭面で余裕があります。職場を見つけるのに焦る必要がありません。特に金銭面の余裕は非常に大きいです。
筆者も働きながらの転職活動は、焦らずに自分のペースで行えました。特別な事情がなければ、働きながらの転職活動をオススメします。
転職活動では、転職サイトや転職エージェントを利用しましょう。希望の職場を見つけやすくなります。
- 転職サイト
- サイトに掲載された求人情報を、自由に検索・閲覧できるサービス。気になった求人には、転職サイトを通じてすぐに応募できます。
- 転職エージェント
- 求職者の希望に合わせた職場を紹介してくれるサービス。登録すると一人ひとりに担当のキャリアアドバイザーがつきます。職場紹介以外に、面接日程の調整や給与交渉なども代行してくれます。
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まとめ
働きながら(在職中に)転職活動するメリット
- 収入が続くので金銭的な不安がない
- 保険や年金などの手続きを自分で行う必要がない
- 焦らず時間をかけて転職活動できる
- ブランクなく次の職場で働ける
- 転職先が見つからなくても、今の職場で働き続けられる
働きながらの転職活動は、余裕を持って行えます。難しい選択肢も冷静に判断できるでしょう。
働きながら(在職中に)転職活動するデメリット
- 仕事と転職活動の両立で忙しくなる
- 情報収集や応募書類の作成に時間をかけづらい
- 面接の日程を組みづらい
- 退職を引き止められる可能性がある
- 現在の職場に転職活動を知られる可能性がある
仕事と転職活動の両立は、想像以上に大変です。体に影響が出ないよう、スケジュールをしっかり考えましょう。
辞めてから(退職後に)転職活動するメリット
- 転職活動に集中できる
- 情報収集や応募書類の作成に時間をかけられる
- 面接の日程が組みやすい
- すぐに入職できる
- 体を休めたり、身の回りを整理できる
職場を辞めれば、納得いくまで転職活動に時間をかけられます。体のケアも行いながら、すぐに入職できる準備を整えましょう。
辞めてから(退職後に)転職活動するデメリット
- 経済的な不安が大きい
- ブランク期間が長引くと、転職活動で不利になる可能性がある
- 転職先が決まらないと、気持ちが焦ってしまう
- 保険や年金などの手続きを自分で行う必要がある
職場を辞めてからの転職活動では、不安な気持ちや焦りが出てしまいます。保険や年金の手続きに時間を取られるのもデメリットです。
筆者のオススメは、働きながら(在職中)の転職活動です。気持ちや金銭面で余裕があるので、転職活動に失敗しにくいです。
無理のないスケジュールを立てて、転職活動しましょう。
以下の記事では「介護職が退職を決めたときに考えること」「退職までの流れ」を解説しています。